物理ごり押しグラホウオウ

シーズン35 ダブルバトル 最終83位

はじめに

お久しぶりです。ひよポケ2年のyossyです。今回は人生で初めてのランクバトル2桁を最後のシーズンで達成できたので記念に記事を書いてみました。考察量も練習量も圧倒的に不足していますが、それでも良ければ読んでいただけると幸いです。本記事は、個体説明→構築経緯→構築の使用感の順で構成されています。好きなところだけ見たいという方は目次のほうからその項目だけ読むことも可能です。

(以下常態)

個体説明

ガオガエン

努力値:HDぶっぱ、あまりB 性格:いじっぱり

特性:いかく 持ち物:シュカのみ

技:ねこだましフレアドライブ、すてぜりふ、バークアウト

本ルールでも変わらず最強だったポケモン。相手構築によっては6匹すべてに役割が持てることもあった。が、ボックスにいたやつを適当に持ってきただけなので調整も何もない。理想としては252-4-84-0-140-28の性格しんちょうがよかった。ディアルガの咆哮媒体珠ドラグーン耐えと珠グラードンの雪崩媒体ダイロック威嚇込み耐えと追い風下最速100族抜きになるのでどう考えてもこっちのほうが強い。あと、マギアナやイベルを意識してバクアを採用したものの打っている隙が無かったので挑発などを採用してコスパダイナやトリルに強くしてもよかった。

総評:一番強かったが一番改良の余地があるポケモン

 

ホウオウ

努力値:ASぶっぱ、あまりB 性格:ようき

特性:さいせいりょく 持ち物:いのちのたま

技:せいなるほのお、ブレイブバード、じしん、まもる

本ルールにおける最強のダイジェッターのうちの一匹。かねてからシングルバトルでの活躍は耳にしていて、ダブルでもこいつ使えないかな~と思い採用。グラードンソルガレオディアルガカイオーガリザードンランドロス以外に対してのダイマックスが非常に安定しており、何よりザシアンとバドレックス(白黒問わず)の両方に優位に立ち回れる性能は唯一無二。耐久無振りのくせにダイアース後はカイオーガとも打ち合えたりマジで化け物だった。イージーウィンは大体こいつが暴れてた。不満点も改善点もない素晴らしいポケモンだった。

総評:最強

 

グラードン

努力値:HぶっぱS12(S1段階下降最速100族抜き)あまりA 性格:いじっぱり

特性:ひでり 持ち物:とつげきチョッキ

技:だんがいのつるぎ、ほのおのパンチ、いわなだれ、ヘビーボンバー

最強のダイマエース兼範囲打点兼天候操作役。ダイアースさえ先に積んでしまえばカイオーガとも打ち合える化け物。特に理由があって採用してるわけではなく強いから勝手に構築に入ってきました。イベルタルと白馬が結構きつい相手だったがそれ以外には無類の強さを誇っていた。雪崩はエッジでもよく、エッジの場合は単に火力が上がるだけでなく不用意な弱保起動もケアできるのが優秀。ヘビーボンバーはスチル媒体兼オーロンゲへの打点ではあるが、打つシーンが限定されていたのでダイアタック媒体としてギガインパクトの採用も一考の余地あり。

総評:安定感のあるダイマエース(ダイマしてないときのほうが強い)

 

ザシアン

努力値:H252、D132、S124(無補正オーガのダイスト最高乱数切って耐え、準速ダイナ抜き抜き) 性格:いじっぱり

特性:ふとうのけん 持ち物:くちたけん

技:きょじゅうざん、せいなるつるぎ、じゃれつく、まもる

言わずと知れた最強ポケモン、ザシアンミラーよりもザシアン以外に強く出るために耐久振りの調整。グラやホウオウ、ガオガエンなどザシアンを見れるポケモンは多かったのでこの耐久振りは良く活きた。キュレムのダイアースを耐えたときには軽く引いたレベルで固い。石火や身代わりなど、採用したい技は多くあったが非ダイマ時のオーガやイベルに強く触りに行くじゃれつくとガオガエンやザマゼンタへの打点として重宝するせいなるつるぎは外せなかった。

総評:最強

 

イベルタル

努力値:CSぶっぱ、あまりB 性格:おくびょう

特性:ダークオーラ 持ち物:きあいのタスキ

技:あくのはどうデスウイングイカサマ、おいかぜ

ソルナネクロ及びグラカイに強い枠兼おいかぜ要員としての採用。先発で繰り出して雑に削ってからのおいかぜ退場が非常に強力だった。イカサマが本当にイカサマレベルの火力が出るのでとても楽しかった。あくのはどうは使った記憶がほぼないのでバクアのほうがよかったかもしれない。

総評:禁止伝説枠じゃないイベルタルは強い

 

トリトドン

努力値:H252、B116、D140 性格:おだやか

特性:よびみず 持ち物:オボンのみ

技:だいちのちから、こごえるかぜ、あくび、まもる

流し兼詰ませ兼素早さ操作枠。対カイオーガ最強の特性であるよびみずと持ち前の耐性から多くのオーガ入りパーティに対して活躍した。また、ダイマックスとあくびの相性がとても良く、多くのダイマエースを無力化してくれた。選出した試合はこの6体の中では少な目だが、選出画面の時点で何体ものカイオーガを倒していた影のMVP。あまりにもカイオーガが選出されなかったので一時期抜くことも考えられていたほど。調整はリバティノートに寄稿されていた「Rinya-Rex」からお借りした。

総評:数値詐欺の極致

 

構築経緯

ここからは思考垂れ流しになるので読みにくい部分もあると思いますが、ご容赦ください。

 

構築の出発点

今の環境ではイベルタルゼラオラガオガエン、挙句の果てにはザマゼンタやザシアン、黒馬など、多くの伝説ポケモンの上からバークアウトを打てるポケモンが蔓延っているため、特殊に寄せた構築は苦しいと考えグラードンから構築をスタート。続いて兼ねてから目をつけていたザマゼンタを採用しコーチンググラザマゼンタの形が出来上がる。そして攻撃面や耐性面で補完の取れた物理エースとしてホウオウとブラックキュレムを採用、カイオーガ対策としてトリトドン、強力ないたずらごころポケモンに対するねこだまし枠としてガエンを採用し初期の形に。

 

しかし、ブラックキュレムはザシアンがいると何もできないレベルで窮屈だったうえに、構築単位でソルガレオが重たいことも判明、ブラックキュレムと同じくグラカイあたりにも役割を持てるイベルタルへと変更。おいかぜが構築に入ったことでコントロール重視の形から攻めたおす展開もとれるようになり勝率が向上。新たな課題点として以前よりもグラードンイベルタルが重くなってしまった。

 

グライベルへの対策枠としてザマゼンタをザシアンに変更、おいかぜやダイジェットからビートする動きにはザシアンのほうがかみ合いがよく、役割対象となるイベルタルグラードンを切り刻んでくれた。

ここまでが構築経緯で以下、構築の際に考えたことのまとめです。

 

全解禁ルールでは伝説ポケモンのパワーで殴り合うゲーム展開になるため、採用される一般ポケモンは①ねこだまし要員②いたずらごころ要員③この指要員④その他に分けられ、サポート性能に特化しているもしくはリザードンやレジエレキのように何かしらの数値がとびぬけていることが条件だった。このなかでいたずらごころポケモンやこの指ができるポケモンは耐久が低く、真っ先に崩されてしまう対象だった。(この指はそれ自体が仕事なので少しずれている気もする)一体一体のパワーが段違いの本ルールにおいてサイクルパーツの4→3の変化はあまりに大きく、耐久の低いサポーターを採用することは私にはできなかった。また、一般ポケモンの分布の変化によりパワーが増した伝説ポケモンも多い。いかくポケモンの減少により物理ポケモンが軒並み強くなり、エレキの減少に伴いオーガやイベルも動かしやすくなっていた。実際に、物理偏重であるこの構築もそのことが気になることは少なかった。特にザシアンとホウオウは環境とのかみ合いを強く感じた。ザシアンは多くの伝説ポケモンに優位を取っているうえに天敵のいかく持ちやウルガモスなどの減少により以前よりも自由に動けていた。伝説ポケモンにはダイジェットを半減で受けられるポケモンが少なくホウオウの物理高火力ダイジェットの一貫はすさまじかった。

 

構築単位で重たいマギアナやトリルは最終日にほとんどいなかったのでうまく環境に刺さった構築だったように思う。

 

構築の使用感 相性の所感

物理偏重+水弱点三枚ということでだいぶゆがんだ並びに見えるが、だいぶバランスの取れた構築だった。いかくはそこそこにきついがガオガエン1体でグラザシホウオウを見るのは不可能なので過労死させて突破していた。カイオーガの一貫に関してはトリトドンがごまかしている部分も多いが、前述のとおりダイアースを積んだ後ならば十分に打ち合えたので気にならなかった。

相性としてはホワイトキュレムコスパダイナ、ルギア、及び純トリルあたりが重たかった。

 

・謝辞

ゼクロムを貸してくれたにんげん、ホウオウを貸してくれたきら、当日discordで一緒に潜ってくれた皆さんに特大の感謝を述べて、締めとさせていただきます。